「仕事を辞めて時間があるんだけど何をしていいかわからない」
「しばらく働かずに好きなことをしたい」
仕事を辞めたばかりの20代の新米ニートはこんなことを考えているのではないでしょうか。
例外になく新卒で入った会社を僅か3ヵ月で退職したわたしも、当時を振り返ると同じように人生を模索していました。
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長い人生でニートの期間は本当に貴重な時間

みなさんニートに対してどんなイメージを持っていますか?
「社会不適合者」
「引きこもり」
「負け組」
2ちゃんねるなどのネットの書き込みを見るとネガティブな表現が多いですよね…。
いやいやちょっと待てよ、と
「新卒の3割は3年で退職する」とよく言われていますが、「退職した3割の中で在職中に転職活動を終わらせてから退職した人」の割合ってどれくらいいるのかって話です。
わたしの体感では「退職→無職→転職」と仕事をしていない期間を経由して転職している人はかなり多いです。
ここでみなさんに知ってほしいのが『ニート経験者は珍しくない』ということ。
また、多くのニートは働く意思があり転職活動を行うので『ニートの期間は短い』のが実情でしょう。
この事実に気づくとニートの期間はかなり貴重ということがわかるでしょう。
だって転職が決まったら次にまとまった時間を取れるのが「定年退職」or「ニートに戻る」しかないです。
その人生の限られた「ニート」という期間にわたしがやってよかった事・やらずに後悔したことを記事にまとめました。
是非参考にしてニート生活を過ごしてみてください。
1・断捨離
いきなり意識高いな!って思う人がいるかもしれないけどニートの断捨離は超大切。断捨離には2種類あって①人間関係の断捨離②消費関係の断捨離です。
①人間関係の断捨離

「挫折して退職した」「仕事をしていない」などのネガティブな情報を聞きつけるとマウンティングを取ってくる友人って絶対に現れるんですよねぇ…。
マウンティングをとってくる人はあなたのことを助ける訳でもなく「逃げ癖がつく」「辞めるの早くない?」などここぞとばかりに見下してきます。
精神的にも金銭的にも傷ついているのにそんな言葉を投げかけてくる人は今後距離を置くのが一番です。
こういうピンチの時は人が離れていくのが世の常ですが、それでもあなたに寄り添ってくれる人は一定数いるはず。そういう人間関係に気がつくのが人間関係の断捨離です。
②消費関係の断捨離
ニートは金銭的に追い込まれる期間でもあります。収入がないだけではなく税金,車の維持費,奨学金などの出費は継続するので誰しもが金欠に陥るでしょう。
そこでニートの時こそ考え直してほしいのが「無駄遣い」について。
- この出費は必要ないのではないか?
- 固定費を削れるのではないか?
- 趣味を1つ減らそうか
などなど。
ちなみにわたしはニートの時に煙草代が無駄な事に気づいて禁煙できたし、ギャンブルからも足を洗うことができました。
もっと細かく言えば「コンビニを利用しない」とか「ポイント還元を大切にする」などの節約を見につけることができたのはニート時代を経験できたおかげ。
せっかく金欠で困っているなら「お金の使い方」を見直し、今後の人生の肥やしにするべきです。
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2・趣味
とにかく自分の好きな事を時間をかけて飽きるまでやった方がいいです。例えそれがゲームなどの「生産性を感じられない趣味」や「自分のスキルにならない趣味」でもかまいません。とにかくとことんやるべき。
仕事をしていると趣味に没頭する時間って限られますからね。まちがいなくニートの特権です。
人によって価値観は違いますが、わたしがニート期間に打ち込んだ趣味が筋トレとモンハン。
家族や友人に「アイツは廃人だ」って言われようが、わたしはニートの限りその趣味にのめりこみました。
その理由は圧倒的にシンプルで、「仕事をしていない今しかできないから」です。
3・海外旅行

仕事をしていると旅行のオフシーズンに4連休以上の休みが取ることはかなり難しい。
ましてや中長期の海外旅行は会社に勤めているとほぼ不可能でしょう。
それがニートの身分だとオフシーズンに激安でサクッと行けてしまいます。海外旅行にいつでも行けるって本当にニートの強みですよ。
昔と違って今はLCCやゲストハウスの環境が整っているので「海外旅行は贅沢」という価値観が完全に薄れました。
「仕事していないから無理…」って思う人いるけど『仕事をしていない今だからこそ行ける』が真実。
4・ワーキングホリデー

わたしがニート時代にできなくて唯一後悔していること。
多くの人が1年間の長期滞在をイメージするけど3ヵ月~6ヵ月の短期でも行けちゃうんですよね。
とはいってもワーキングホリデーには資金や手続きなどの準備もあるので、思い付きでサクッとできるものじゃないのが現実。
それでも「海外で仕事をする」という経験は海外転勤以外ではほぼ実現不可能な貴重な体験です。
海外が好きで貯金にある程度余裕がある人は絶対に一度は検討する価値はあります。
5・起業
また意識高くない?って思う人絶対にいると思うけど、かなり現実的な話。起業というと「えええ…」ってなるけど『個人でお金を稼ぐ力をつける』という意味合いが強いです。
会社員だと「片手間の副業」みたいになるから難易度がかなり高いですが、ニートが「腰を据えてじっくり」と作業をすれば数か月でそこそこ稼げるようになるはず。
例えばですが「アフィリエイト」に本気で参入するのとか初期投資や在庫を抱える必要が無いのでかなりおススメです。
失敗しても失われるのは「作業した時間」だけなのでリスクは0なんですよね。
ただ勘違いしてほくないのがこちらの「どれくらい稼げる?ニートが在宅ワークで稼ぐのはネットで書かれてるほど簡単ではない」でも紹介していますが、決して楽に稼げる仕事は存在しないです。
「ちょっとしたお小遣い稼ぎで」なんて意識だと失敗に終わりただ時間を無駄にするだけ。
しかしニートにはそれに挑戦する時間はあるので本気でならやってみる価値はあるでしょう。
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まとめ・興味があることにとことん向き合おう

結局この記事でなにを伝えたかったかをまとめると
- 「ニートだから…」って萎縮しないで好きな事をやろう!
- 何にも縛られずに生活できる期間を大切にしよう!
- 普段時間がかかって取り組めない事に腰を据えて挑戦しよう!
仕事辞めた直後だと「次の仕事どうしよう…」ってネガティブになるけど、自分らしく好きな事をできる現状に喜びを少しでも見出しましょう!
また仕事を始めるとニート後戻りが難しくなるので、ニートの生活で悔いが無いように過ごしてほしいです。