2018年10月26日更新
先日でPEINGで字ごとのモチベーションについて質問をいただきました。
自分は18卒です。広告代理店に就職しましたが、飛び込み営業が辛くて毎日辞めたいと考えています。
他の同期はみんなやる気になっている中、自分は全くやる気を出すことができません…転職を考えていますがこれは甘えなのでしょうか?
同期はやる気があるのに自分だけやる気がない、コレって甘え?という悩みですね。
ちなみにわたしも新卒で飛び込み営業をしていた時に全く同じことを思っていました。
「ローラーなんて前時代過ぎて効率悪すぎでしょ…」とわたしも完全にやる気を失っていましたが、わたし以外の同期は自分の限界までがんばっているんですよね…。
結論から言うと「辛い」「辞めたい」と思っている仕事を惰性で継続しても先が見えないので転職もアリだと思います。
また、どんな仕事でもモチベーションや適正は人それぞれなので周囲と比較する必要はありません。
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辛い仕事を無理して続ける必要はない

「辛い」「キツイ」そんな仕事を無理に続ける必要はありません。
それは新卒でも同じ。
周囲の人に相談すると「そんな理由で辞めたいって甘いんじゃない?」と言われることがあります。
しかし悩んでいる辛さや苦しみは退職を考えている本人にしかわからないので他人は簡単に「お前は甘い」って言葉を口にするんですよね。
これまでわたし自身を含め多くの人が退職やギブアップをする人を見てきましたが、周囲の人に苦しんでいる人当事者の感情を理解してもらうのは不可能です。
だからそんな他人の価値観に惑わされてはいけません。
自分が感じている「辛い」「苦しい」「辞めたい」という感情は全て正しいです。
ちなみに世間でよく言われている「とりあえず3年」って言葉は本当に意味のない言葉。新卒で3か月で退職したわたしが言うんだから間違えないですよ。
やる気がない仕事を続けても成功しない
慢性的に- 仕事に行きたくない
- 仕事がつらい
- 会社を辞めたい
などと思っている人は、今の仕事に我慢してどれだけ耐えても成功するのは絶望的です。
こういうことは仕事だけではなく「勉強」「スポーツ」などにも言えること。
ハッキリ言って早く環境を変えないと時間と精神を消耗するだけなので退職or転職の選択が賢明でしょう。
特に営業職はノルマを達成しても、すぐに新しいノルマに追われるので何年続けても楽にならないんですよね…。
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「短期離職は甘え」という固定概念は捨てる

ということで勤勉さやモチベーションを維持できない仕事はサックと辞めましょう。
こんなこと言うと「入社数日の新卒になにがわかる!」って怒られそうですが、入社して少し経てば「この仕事は早かれ遅かれ辞めるな」ってことは新卒でもわかることですよね。
よく「短期離職は甘え」「短期離職者は社会不適合者」って言われますけど短期離職にもそれなりのメリットはあります。
短期離職の最大のメリットはまったく未経験の業種・業界に転職しやすいこと。
統計的な意味を一切持ちませんが、わたしの周囲で実際に短期離職を経験した人はそれなり転職活動に成功した人ばかりですね。
さいごに
こういったアドバイスをすると「お前の意見は偏っている!」とよく言われることがあります。しかしそういった指摘をする人はみんな「短期離職を経験したことがない人」なんですよね。
たしかに偏っているかもしれませんが「退職を考える値する苦悩」「短期離職を決断する恐怖」「退職後の実生活」を経験したことがない人は総じて、短期離職者に「甘えているだけだ」という言葉を突きつけます。
早期離職を経験した人の数はまだまだ少ないため、現在早期離職を考えている人の苦悩を世間で理解してもらうのは難しいでしょう。
それでも自分の人生を左右する意思・感情は絶対に正しいはずです。
転職や退職を決断する時は世間の価値観や他人の意見より「自分は本当にどうしたいか」を尊重して決定しましょう。